2010年12月29日水曜日

年の瀬も




年末のお買い物…と言っても、相変わらず少女まんがばかり買っています。
まんだらけで森谷幸子さんの短編集を見つけました。
フレンド時代のものとmimi時代のもの。
若干絵のスタイルが変わっていますね。
絵を変えるのに苦労されたのかな、と勝手に想像してしまいました…。
70年代のがかわいいのに…。

 mimiはフレンドを卒業した世代が読む雑誌として創刊されました。
作家さんはフレンドで描いていた方たちです。
有名な作品には「あさきゆめみし」「天上の虹」がありますね。
森谷さんも80年代にはmimiで作品を発表していたようです。

年末年始にゆっくり読もうと思っています。
    

2010年12月25日土曜日

ニット帽を作りましょう




中はこんな感じです…。
編み図がなくて数字だけなんて~。
デザインがかわいいから作りたいのに、道のりは険しいです…。

   

クリスマスの朝





イギリスにいる妹がクリスマスプレゼントを送ってくれました。
リスのピアスとニット手芸の冊子です。
リスのピアスは上手に撮影できず…。アンティークゴールドのかわいいピアスでした。
ニット手芸の本は古着屋のおばさんがくれたものですって。
かわいいー。
60年代のもののようでした。

  

2010年12月18日土曜日

苺とコーヒー




ルル子さんの自室でーす。

…だったらよいのですが、夢の夢ですね…。

みんな大好きな銀座のウエストです。
こちらは本当によいお店ですよね。
映画にもよく出てきますね。大方変わってないみたい?

この日はショートケーキとコーヒーのセットにしました。
ピカピカのシルバーが眩しい~。
華美すぎない楚々とした雰囲気がすてきです。
お皿とカップがシンプルだからでしょうか。
こんなおもてなしができたらいいですね。
     

2010年12月15日水曜日

水野英子『ビーナスの夢』




装丁がかわいいですね。トリコロールカラーが基調で、両面表紙仕様になっています。
復刻まんがはデザインが置いてきぼりになりがちなので嬉しいな。
セレクトショップの「edit. for LuLu」と、すてきな雑貨や本を企画している「Loule」が作った本だからかな~。この本も少女雑貨みたいですね。
水野英子さんを囲む対談も収録されています。少女まんがを啓いていった水野さんのお話は感動的です。
柱の部分にファッションのコラムが配された楽しい本になっています。

「ビーナスの夢」は1965年にマーガレットに掲載された作品だそうです。
水野さんお得意のロマコメですね。だいすきですわ~。
ミッション系女子高に通うリズがデパートのマスコットガールに抜擢されたことで巻き起こる騒動が描かれています。変身譚で、追跡劇で、もちろんロマンスもあります。夢いっぱいですね。
すてきに変身したリズを大ゴマでたっぷり堪能できますよ。
表面的には平凡な女子高生リズが「美しさ」を発見されるシンデレラストーリーなのですが、水野さんは読者の少女たちに向けて「女の子はみんな原石ですよー」と言っているのではないでしょうか。
エンタメとしてもすばらしい乙女的指南書です。

   

2010年12月10日金曜日

1967年36号『マーガレット』





思い立ったらら~♪


早速、マーガレットを購入しました。1967年の36号です。定価60円。
表紙はワイルドワンズ!GSが盛り上がっていた頃ですね。
戦後になって売り出されたティーン向けのスターの中でも、その熱狂ぶりはすごかったそうですね。(ルル子ママ談)モチ、この号の口絵もジュリー、ショーケンなどでしたよ。

この号の人気連載と思われるのは…
 浦野千賀子「アタックNo1」
 鈴原研一郎「レモンの年頃」
 本村三四子「Oh!ジニー」
この三作でしょうか。
チョットさびしい気もしますね。
水野英子さん、わたなべまさこさん、西谷祥子さんのいないマーガレット…。
たまたま連載の谷間なのでしょうけど、世代交代の波を感じます…。
上記の三作の中で一番長期連載だったのが「アタックNo1」でした。単行本全12巻というのは、「ガラスの城」(全8巻)「ベルサイユのばら」(全10巻)よりも長いんです。人気のほどがうかがえますね。
当時の少女まんがの連載が短期なのはなぜでしょうね…?
調べてみたいと思います。


広告のガム、かわいいですね!!
3枚入で10円~。
ルル子ママに見せたら懐かしがっていました。


 

2010年12月8日水曜日

ルル子の書棚

       
さっきの日記に、思い切り本棚が写り込んでいますね。

さかさまの本があったり…。
チョット惨い本棚…。もう少しキレイにしなくては、ですね…。

      

薔薇のカルタ








ベルばらのカルタをいただきました!

なんてステキなんでしょ!!
1枚ごとの解説もおもしろいです。
紫苑ゆうさんの読み札CD付きですから、一人でもかるたが取れますね…!?
数々の名シーンが極彩色で蘇ります…。

フランス…ばん…ざい…!!




2010年12月6日月曜日

ノエルのための



12月にお誕生日を迎える友人のプレゼントを買うために高円寺のvanilla chairへ行きました。

ラッピングがかわいくて嬉しいです。ノエル仕様♪
うーんと迷って決めたので、喜んでもらえるといいな。
    

2010年12月4日土曜日

少女たちの夢



弥生美術館で平成12年に開催された「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」のパンフレットです。(写真がいまいちでスミマセン)

少女まんがの展覧会って少ないですよね?
わたしが気づいていないだけかなあ。
この展覧会は貴重な機会だったように思います。ご婦人方(当時の読者ですよね)が盛り上がっていたのが印象的でした。グッズもかわいくて!
そのあとには、さらに前の世代の「倉金章介・上田としこ・今村洋子展」がありましたが、以降は弥生美術館における少女まんがの展覧会はなかったような…。
担当の方が変わったのかな?もっと色んな展覧会が見たいなー。「西谷祥子・忠津陽子・本村三四子展」、「高橋真琴の少女まんが展」とかどうかしらん。

このパンフレットはスゴクお役立ちなんですよ~。
出版されなかったのが惜しい!特に作品リストがありがたいです。
今と違って単行本未収録の作品が多いので、いつ何の作品を描いていたのかがわかりにくいのです。わたなべさんに関しては作品集が出たおかげで大部分が読める状況ですが(今は品切れかもしれないです)、牧さんのは「マキの口笛」くらいしかないし…。
なぜ牧さんの少女まんがは文庫化されないのかしら…?
とりあえず、図書館に行ってみようと思います。
       

2010年12月3日金曜日

可否日記



今日気づいたのですが…。

このブログ(と言っていいのかなあ)を始めてから1年間経っていたんですね…。
普段あまりにもさぼっているので気づかなかったです…。
これからもよろしくお願いします!(あいさつだけは元気!)

昨夜、とっても久しぶりに西荻窪のダンテへ行きました。
わたしが注文したのはイタリアンローストです。
よく焼いてあるコーヒーがすきなのです。
ダンテ、というお店の名前がレトロでいいですよね。
ご主人は文学青年だったのかな?と想像してしまいました。
    

西谷祥子『ジュンの結婚』


引き続き西谷祥子さんの単行本を購入中です(お買い得だったのです♪)。
すてきな表紙ですね~。まんがのタッチとはチョット違うよそゆき感が魅力的。

「ジュンの結婚」は1970年に週刊マーガレットに連載された作品です。
ジュンという名のヒロインの結婚にまつわる話、ではなく、ジュンのお姉さん(モチ美人)の結婚騒動+ジュンの学園ドラマでした。
美人のお姉さんにコンプレックスを抱く妹、という設定は「マリィ・ルウ」を思い出しますね。

60年代の作品に比べると大分刺激が強いです。ゴーゴーに出かけてふつか酔いになったり、性的なエピソードが出てきたり…。60年代を踏襲した構造ながらも、70年代の奔放な雰囲気が漂っているのがすごいと思いつつも、さびしいような…。
    
     

2010年11月30日火曜日

続・マーガレットちゃん

    

週刊マーガレットを見るかたわら…

姉妹誌の別冊マーガレットとデラックスマーガレットを何冊か閲覧しました。
デラマのほうは今年廃刊したようです。とても分厚い雑誌でしたよね…。病院の待合室でよく読んだなあ。
創刊当初は季刊で、高橋真琴さんの美しい表紙や口絵がどっさりでした。このポストカード持ってるー、という見覚えのある美しい絵ばかり!こちらも購読したーい!
まさにデラックスですね。
別マは本誌で終了した連載をまとめた「総集編」が売りで、「ぜんぶ読めます」というアオリと美しいカラー扉絵が目をひきました(当時の本誌はカラー扉がないのです)。連載終了後すぐに単行本を出さずに、まず総集編が出るところが現在とは違いますね。(近い日に単行本の発行日と総集編の掲載号を見比べてみますね。)
デラマと別マは本誌の最先端少女まんがに比べると、一世代前の男性作家や、ほぼ貸本スタイルの作品など、新旧世代が混在している状態でした。
その中に高橋真琴さんの絵物語や、峯岸ひろみさん、松本あきらさんの短編があったりして、ゴージャス感もあります。読み物のカットをわたなべまさこさんが描いていたのもすごいです。超売れっ子がそんな細かいお仕事…。わたなべさんはユーモラスなカットも上手いので面白かったです。

今回とりわけ衝撃的だったのが、西谷祥子さんがデラマに発表していた短編群です。単行本未収録なのがもったいないくらい!これは短編集が編まれるべきだと思いました。
「金色のジェニー」、「不良少女」、「薔薇少女」、「踊る人形」などなど…。
数編読んだだけですが、どれもすばらしいです。西谷さんは学園ものだけでなく、短編でも名手なのですね!(いまさらスミマセン…)

これらの作品は娯楽作品というより、純文学のような味わいです。俯瞰的なモノローグがたくさん出てきて、なんだか大人っポイ。「金色のジェニー」は混血児、「不良少女」はフーテン、というように当時の社会問題を取り上げているところも特徴。「不良少女」が更正する話なのかなー、と思っていたら、ふつうの少女が不良になってフーテンに転落するまでの話で…。救いのない結末…。「金色のジェニー」も混血児ゆえに社会の底辺から這い上がれない、という話でした…。華やかな絵がせめてもの少女まんがらしさでしょうか…。
当時主流だった夢いっぱい!といった作品ではないのですが、精巧な短編を読んだ時のような鮮やかな読後感が印象的でした。「薔薇少女」、「踊る人形」は幻想文学のような妖しい香気が溢れたロマンチックな作品です。

どこかで西谷さんの短編集が編まれますように…。
  

2010年11月29日月曜日

マーガレットちゃん



国会図書館に行ってきました。


週刊少女フレンド、週刊マーガレットなどを閲覧しようと向かったのですが…。
がっかりなことに!週刊少女フレンドはデジタル化の作業中のため、来年4月まで見られないそうです…。がーん。
しかも、デジタル化されたものは原本の閲覧ができなくなるとのこと。劣化がひどいため仕方ないみたいです。酸性紙でしたっけ…?


気を取り直して、週刊マーガレット、デラックスマーガレット、別冊マーガレットを閲覧してきました!
最近読んだ本村三四子さんの「Oh!ジニー」がすばらしかったので、その当時の掲載誌を見てみようと思ったんです。
連載開始が1968年であることを確認しておいたので、週刊マーガレットを1年間通して見てみることにしました。ひたすら目次を見続け、7月の29号でようやく新連載の文字を発見。 「Oh!ジニー」の前には「夢見るコリンヌ」という作品を連載していたこともわかりました。こちらも読まなきゃですね。

この年は…60年代のマーガレットを支えた代表的な作家さんの連載が目白押しで見応えがありました。水野英子さん、忠津陽子さん、わたなべまさこさん、鈴原研一郎さん、浦野千賀子さん、古賀新一さんなどなど…。錚々たる顔ぶれです。購読したーい!
マーガレットでは新人時代の池田理代子さんと矢代まさこさんの短期連載は新しい感覚が際立っていました。増刊では大島弓子さん、竹宮恵子さんの読み切りも。70年代に活躍する、いわゆる24年組の作家さんがデビューし始めた時期でもあったんですね。世代交代前夜で、60年代スタイルの少女まんがの成熟期でもある年だったということでしょうか。

国会図書館は寒いですね~。長居するなら、防寒対策したほうがよいです。

  

2010年11月26日金曜日

本村三四子『Oh!ジニー』



〈恋……か 恋ってどんなものかしら?
 楽しいものかな?
 それともちょっぴり悲しいものかしら?
 わかんない……〉
 「Oh!ジニー」1巻P69集英社刊 より


先日、本村三四子さんの「Oh!ジニー」(全2巻)を購入しました。
本村さんの作品は復刻されているものがほとんどないため、当時の単行本か雑誌で読むしかないんですよね。
値段がなかなか下がらないので、わたしはほとんど持っていないです。
ヒット作の「奥さまは18歳」も文庫版を1冊持っているだけですし…。
美品でなかったため格安で売られていたものを購入したのですが、今まで何で読まなかったのかしらバカバカ!というくらいに面白かったですよ!

「Oh!ジニー」は、オテンバなヒロイン・ジニーが繰り広げるアメリカのハイスクールもの。
現代では映画かドラマでヒットする内容かな?チアとか、パーティとか、ステディとか…。少女まんがでは廃れたジャンルの1つかもしれません。
絵がすっきりと見やすくてかわいいし、テンポが良いので、あっという間に読んでしまいました。

なんと言ってもヒロインのジニーが面白くて!
男まさりなバトンガール(コスチュームがかわいい~)のジニーがシャンデリアにぶら下がったり、手すりをすべり降りたり、パーティでお酒を飲んで暴れたり、転校生に男子に間違われたり…。
同居しているイトコのお姉さんから、男の子にキュンとしたことないの?と問われると、こう答えます。

〈アイスクリームをたべすぎておなかがキューンとしめつけられたことならあるわ〉
前掲書P68

恋に恋するお年頃なわけですね…。
かわいいなあ。
淡い初恋やいくつかの事件を経て物語は大団円を迎えます。

さわやか、ハツラツ、ちょっぴりおセンチな本村ワールドをこれからも読んでみようと思います。

  

2010年11月24日水曜日

大和和紀『初恋戦線異常あり』




キュートさピカイチな大和和紀さんの初期作品集。
「真由子の日記」以前の作品はなぜだか若木書房から出ているんです(掲載はフレンド)。現在では定価以下で買えないものがほとんどなので、集めるのが大変…。文庫化の気配もなし…。

この本には1971〜72年の読みきり、短期連載が集められています。
時期的には初期の代表作「モンシェリCoCo」の頃です。この後、「ラブパック」、「ひとりぼっち流花」等の連載を経て、大ヒット作「はいからさんが通る」に至ります。

「初恋戦線異常あり」はノッポでおてんばなヒロインの初恋を描いた学園ドラマです。
ここでも紅緒さんに通じるような快活さが作品の核となっています。
大和さんはヒロインを動かすことにかけては天才的ではないでしょうか。
造形が魅力的なだけでなく、動きを感じさせる画面作りがヒロインを輝かせています。

この表紙かわいいなあ。表題作のキャラクターではないけれど、少女まんが的に無敵な表紙だわ…。

2010年11月23日火曜日

神奈幸子『恋はロックで』



また神奈幸子さんの本を購入しました。
週刊少女フレンドで1973年に連載された作品です。
アメリカを舞台にしたステージもので、主人公が男女ロックデュオというのがかわいかったです。お臍だしルックとか、テンガロンとか…。モデルになったグループはあるのかしら?カーペンターズよりは激しそうな雰囲気です。アコギ使用ですケド。
喧嘩ばっかしてるけど、実は…という王道の設定。
ヒロインは音楽一家の落ちこぼれで、妹は15歳でパリ・オペラ座に出ているらしいです。すごいなあ…。ヒロインもクライマックスではカーネギー・ホールに出演します。

1973年は大和和紀さんが『ラブパック』、里中満智子さんは『アリエスの乙女たち』を連載していた年ですね。
この2作は両作家さんの代表作の1つですから、当時の週フレはかなり盛り上がっていたのではないでしょうか。
近い日に国会図書館で週フレを確認してみようと思います。

2010年11月18日木曜日

西谷祥子『書かれなかった手紙』




こんな本が出てるとは知らなかったです!大西谷の講談社の単行本!

西谷さんが1980年代にmimiに掲載したものを集めた作品集でした。
キャンパスラブとか、スケバンとか、風俗描写が面白かったです。学園ものの第一人者ゆえ、ばっちり時代を反映した作品になっています。
週刊マーガレットの連載を60年代から80年代まで続けていたというのは本当にすごいです。同時代の作家さんで少女ものを続けている方は少ないのではないでしょうか。

表紙はいつもと変わらずキレイですね。
ヘアスタイルなどは紛れもない80年代ですが…。

西谷さんが描きつづけた「等身大の少女」というテーマは永久不滅です。

  

  

2010年11月17日水曜日

高階良子『地獄でメスがひかる』




引き続き講談社のまんがを引っ張り出して眺めています。

講談社系のまんがの中で外せないもののひとつが高階良子さんの作品です。
どこかで読んだのですが、彼女の転機となった作品は『黒とかげ』(江戸川乱歩原作)だったんですって。
それまではふつうのラブコメのような作品を描いていて、低迷期だったとのこと。
自分の好きなものを、と思い切って発表した『黒とかげ』が好評をはくしてからはミステリ、伝奇ロマンの分野で数々の名作を発表しています。
青池保子さんも講談社ではスランプ時代を過ごしていましたから、少女誌の制約が強かった時代だったんですね(中でも講談社はマジメな印象かな?)。

『地獄でメスがひかる』は1972年になかよしに掲載された作品です。
この表紙、夢二式美女の流れをくむ、と言いたい高階式美女ですばらしいですね…。
憂いをふくんだ流麗な身のこなしに不似合いな血みどろ感…。
怪奇ロマンにピッタリな絵で大好きなんです。
この作品はヒロインが女性版フランケンシュタイン…というのが独創的でした。
容姿に恵まれず、誰からも愛されない少女・ひろみが脳移植によって美少女に大変身してしまうんです(大胆な設定!)。
この創造的行為は無免許医・巌(もちろん美男子)が、自分を追放した医学界を見返すための手段なので葛藤が生まれることに…。
巌は野心のためにひろみを犠牲にするのか…?
2つの傷ついた魂、ひろみと巌の行方は…?

わー、書いていてかなり盛り上がってしまいました…。
文庫化されていて、現在も入手しやすいと思うのでお手にとってみてください。

   

2010年11月16日火曜日

森谷幸子『初恋日記』



神奈幸子さんの作品を読んだら、他にも色々読み返したくなってしまいました。
別フレの作家さんでもう一人、森谷幸子さん。
上記の作品は学園ドラマの『初恋日記』。
彼女も神奈さんと同様に別フレの主軸だった方だと思います。

美少年をアドニスと呼ぶ当時の感性がすてきです。
女性だと、アフロディテとか、ディアナとか…。わかりやすくヴィナスとか。
美形=神話世界の住人なんですね。ヘルマフロディトスもあったような…(わー)。

森谷さんに限らないですが、当時の少女まんがは文学趣味、西欧趣味が濃厚。
『ル・プラトー』はコメディ・フランセーズを舞台にしたコスプレものでした。
演劇ものでは『ガラスの仮面』という超メジャー作品がありますが、フランス演劇界を舞台にした作品は珍しいのではないかと思います。

もちろん、ヒロインはラシーヌのフェードルを競うんですよ。
格調高いなあ…。当時(1970年代)の一般教養なんでしょうか?

    

神奈幸子『星のレクイエム』




ほぼ毎日少女まんがを読んでいます。

昨日買った、神奈幸子さんの『星のレクイエム』。
題名から結末が想像がついてしまう典型的少女まんがでした。
金髪碧眼、長髪巻き毛、レースのブラウス、薔薇、ワイングラス……。
美形ヒーローの条件ばっちりの表紙がいかしてますね。
彼女の単行本でヒロインが描かれていないのは珍しい。

このロックスターみたいな彼は意外にも天才ピアニストなんです。
ヒロインはピアニスト志願のコンセルヴァトワールの学生。
師匠の家で生活を共にするうちに彼の情熱に魅せられて…。

神奈幸子さんは別冊少女フレンドで活躍されていた作家さんです。
この作品も別フレに掲載されたようです。
本誌の週刊少女フレンドでは大和和紀さん、里中満智子さんという2枚看板が大活躍していた時代。
二人の作品のような強烈な個性はないのですが、フレンドという講談社の伝統にぴったりの作家さんではないでしょうか。
華やかな画面作りで、学園ドラマ、歴史物、メロドラマなどの多彩なジャンルを手がけています。



   

2010年11月1日月曜日

夢の維納

お友からいただいたウィーンのおみやげ。

オーストリアらしさ満点ですね!
かわいい…。

ウィーンに行きたいなあ。

2010年10月31日日曜日

切り抜き

部屋を整頓していたら、新聞の切り抜きがでてきました。

10年くらい前でしょうか。
最近は切り抜きもしなくなってしまいました。

スクラップはじめようかな。(みうらじゅんさんの真似っこ)

ハロウィン

相変わらず久方ぶりです…。

ハロウィンのお菓子をいただきました。
ラッピングがかわいすぎてまだ開けていません。
成城にあるアルプスという洋菓子店のものです。
お菓子もおいしいし、二階にある喫茶室がすてきです。
成城学園前の駅前にあるので、訪れる機会があったらぜひ!

2010年9月16日木曜日

お久しぶりです

8月は日記を書かないまま、すぎてしまいました。

誕生日がすぎて、9月もすぎようとしています……。

怠けてスミマセン……。

エート、これは従妹からいただいた、ポーランドのお土産です。
ハイビスカスとフルーツのハーブティ。
酸味があっておいしかったです。香りはとっても甘いくて、ハチミツが合いそうな女の子向きのお茶でした。

パッケージがかわいいですよね。
ポーランドは物価がやすいらしく、このお茶は一箱100円くらいですって。
お土産にぴったりですね。
行ったことないのに宣伝してみました。

2010年7月30日金曜日

DMあれこれ

ダイレクトメールて、ただでいただくのが申し訳ないくらいにかわゆいです。

2010年7月15日木曜日

はぎれのたのしみ



単価がやすいカットクロスはついつい買ってしまいます……。
ぼうしの裏地や、ブックカバー、小さい巾着くらいしかとれないですが、
何をつくろうか考えながら眺めている時間が楽しいものです。
   

さくらんぼとクリームソーダ



心ついた頃からあったキャンディーが変わらないパッケージで売られているのが嬉しいです。

80年代のファンシーな雰囲気がたまらないですね。
地元のお菓子屋でたまに買います。製造中止にならないといいな……。
木いちご味もあって、そちらもおいしいです。

    

ユニコ



小学生の頃に母が買ってきたゴミ箱がユニコでした。

当時はファンシーグッズといえばキティちゃんやキキララだったのですが、あえてユニコ……。
(あ、ユニコもサンリオでしたよね・・・。)
近所のクリーニング店にあったファンシーグッズコーナーで購入してきたんです。
そんな母から初めて買ってもらった自転車はリボンの騎士でした。
わたしはキティちゃんかキキララが欲しかったのですが、母がすでに注文していたみたいで、意見をはさむ余地はありませんでした。
ぬかりないですね。

わたしの書棚にアトムの絵本をしのばせることも忘れなかった母は今でもまんが好きです。


2010年7月4日日曜日

名残の紫陽花

朽ちかけた紫陽花もきれいでした。

2010年6月17日木曜日

チャーム花挿し

かわゆい花挿しを買いました。
フサフサ睫毛とソバカスほっぺがチャームポイント。

お水を入れると漏れてくるらしいので、造花やドライフラワーを挿して楽しもうと思います。

ワンカップ・ピノキオ

ワンカップの空きコップです。ピノキオとタツノオトシゴもようのお酒ってふしぎですね……。

お花もようが一般的みたいで、ピノキオはあまり見たことないです。
母の実家ではこれをコップとして使っています。
お客様には切り子のグラスなどを出しますけれど、身内はワンカップ…。

かわいいから気にしてなかったですが、少し変わった習慣ですよね。

2010年6月14日月曜日

メロンゼリーの夢

ハウス食品のゼリーの素。ゼリエース。
小さい頃によく作って食べていたのを思い出して、久方ぶりに買ってみました。
変わらない味でしたよ。

2010年6月8日火曜日

ハンカチーフ





最近はタオル派のひとが多いみたいですけれど、わたしは断然ハンカチ派です。
プリントや刺繍が鮮やかだし、かわいい実用品なのが嬉しいです。
洋服の衝動買いにはブレーキをかけますが、ハンカチにはつい気を許してしまいます。

夢二のハンカチは弥生美術館に行くたびに買っているような気がします……。
    

2010年6月3日木曜日

紫陽花




ばらの季節が終わる頃にあじさいが開き始めました。

      

2010年6月2日水曜日

鬱金香



チューリップを買いたいなあと思いつつ、時期がすぎてしまいました。
せめてもと近所の公園でパチリ。
来年は植えてみようかしら。

    

2010年5月31日月曜日

地サイダー




お友が伊勢のおみやに「エスサイダー」をくれました。
復刻されたものみたいです。爽やかなデザインがかわいいですね。
どんな味かしら?
奥は小城の「スワンサイダー」です。
こちらはラムネのような爽やかな味でした。
全国に懐かしいサイダーがたくさんあるんでしょうね。
集めてみたいなあと思いました。

     

2010年5月30日日曜日

風雨の薔薇



自宅から最寄り駅までの家並みを眺めながら自転車でゆくのですが、今は薔薇ざかり。一年でいちばんすきな季節です。
風雨のあとに道路のわきに寄せられた花びらもきれいです。
小学生の頃に流行ったおまじない雑誌によく載っていた、ポプリ作りの存在を思い出しました……。
少女まんがのヒロインがよく作っているものの1つでしたね。
現在は廃れてしまったのでしょうか。

   

はりねずみ




携帯ストラップがこわれてしまったので新調しました。
リサ・ラーソンのはりねずみ。
かわいいです。